TreemacsとかNeoTreeでall-the-iconsなiconする
TreemacsとNeoTreeでのall-the-icons利用メモ。
はじめに
all-the-iconsパッケージは(GUIな)Emacsでアイコンフォントを使うためのライブラリ。ライブラリなのでall-the-iconsのアイコンを楽しむには、(Wikiとかを見て)自分でEmacs Lispを書くかall-the-iconsを利用したパッケージを使う必要がある。
TreemacsとNeoTreeはEmacsでサイドバー(エクスプローラー)を実現するパッケージ。どちらもデフォルトではall-the-iconsではないアイコンを使うが、設定でall-the-iconsのアイコンを使うようにすることができる。
ということで、その設定のメモ。
前提条件
all-the-icons
パッケージをインストール済みでかつM-x all-the-icons-install-fonts
してフォントをシステムにインストール済みtreemacs
、neotree
パッケージはそれぞれインストール済み
Treemacsでall-the-iconsなicon
treemacs-all-the-icons
パッケージを利用する。
設定例。
(with-eval-after-load 'treemacs (require 'treemacs-all-the-icons) (treemacs-load-theme "all-the-icons"))
M-x treemacs
したとき、all-the-iconsのアイコンが使われるのがわかる。
TreemacsではデフォルトでPNG画像が使われるが、treemacs-all-the-icons
を使えばアウトラインフォントなので綺麗。
NeoTreeでall-the-iconsなicon
NeoTreeでは他パッケージをインストールする必要はない。neo-theme
変数を変更する。
設定例。
(with-eval-after-load 'neotree (setq neo-show-hidden-files t) ; dot-fileも表示する (setq neo-theme 'icons))
M-x neotree
したとき、all-the-iconsのアイコンが使われるのがわかる。
NeoTreeではデフォルトで独特のXPM画像が使われるが、all-the-iconsのアイコンを使えばちょっといい感じ。
NeoTreeでall-the-iconsなicon(doom-themesを使って)
doom-themes
パッケージには、NeoTreeの動作を改変してもっといい感じにall-the-iconsのアイコンを使うようにする機能がある。
これはdoom-themes
パッケージに同梱される機能であるが、doom-themes
に含まれるテーマを使わなくても利用可能である。
(with-eval-after-load 'neotree (setq neo-show-hidden-files t) ; dot-fileも表示する (doom-themes-neotree-config))
M-x neotree
したとき、neo-theme
変数にicons
を設定したときとは違う感じでall-the-iconsのアイコンが使われるのがわかる。レイアウトも変わってる。
ちなみに、この機能を用いる場合neo-theme
変数の設定は無効になる。
見比べ
Treemacsと(doom-themes-neotree-config)
なNeoTreeが結構似てる。
Treemacs | NeoTree | NeoTree (doom-themes-neotree-config) |
---|---|---|
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おしまい
doom-themesパッケージ、似たテーマ集めましたみたいなパッケージかと思ってたら、テーマとは全然関係ない拡張をする機能も提供してた。ふぁっと。