つうさにメモブログ

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UbuntuでmasterのEmacsを--with-cairoビルドしてカラー絵文字見る

cairoってすごい!(画像あり)

github.com

Emacsのconfigureオプションの--with-cairoがexperimentalでなくなりました。

Emacs--with-cairoでビルドすると、X Window System上のEmacsでカラー絵文字が表示できるようになります。(他にcairoがどう使われるのかよくわかってない)

早速ビルド。

./autogen.sh
./configure --with-cairo
make

ビルドしたEmacs (src/emacs) を起動します。

デフォルトのフォントセットだとカラー絵文字のフォントを使ってくれてはいなかったので、unicodeの適当な範囲のフォントをNoto Color Emojiに設定します。

(set-fontset-font nil '(#x1F000 . #x1FAFF) "Noto Color Emoji")

これを評価すると、Noto Color Emojiのカラー絵文字を表示できました。

せっかくなので、M-x list-charset-chars unicode-smpして、さっき割り当てた絵文字あたりのunicodeの表を見てみます。

f:id:tsuu_mmj:20190620105140p:plain
Ubuntu上のEmacsでカラー絵文字!

カラー絵文字がいっぱいで嬉しいですね。

experimentalが取れる前にやったときはかなり重くなった気がしたんですが、改善されたようです。

macOSユーザへ

実はmacOSでは一足先にCore Text APIを使ってカラー絵文字を表示できていたのですが、これはfreeなplatformで実現されていない機能という理由で過去に取り消されてました。

github.com

ですが、cairoによるカラー絵文字の表示がGNU/Linuxでもできるようになったので、macOSでのEmacs.appでカラー絵文字を表示する機能が復活しました。Emacs 27.1で復活すると思います。

mituharuさん何者...?

cairoの対応に多大な貢献をしているmituharuさんですが、この人はEmacsのMac portをメンテナンスしていて、CabonなEmacsGNU Emacsに含まれていたころからEmacsに貢献しています。

自分がEmacsどころかPCに初めてさわるよりも前からGNU Emacsに貢献していてすごい...